【コラム】 「あなたは何者ですか?」

「Who are you?ーあなたは何者ですか?」

 

これはハーバード大学など、世界的トップスクールの試験によく出される定番の問題。みなさんは、この「正解のない問題」にどう答えるでしょうか?

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こう問いかけをするのは、福原正大氏(IGS代表取締役)。

 

”「あなたは何者?」なんて問われると、多くの方々は戸惑うことでしょう。それもそのはず、唯一絶対の正解がある問題に慣れ親しんだ私たち日本人は、こうした明確な正解のない哲学的な問いに慣れていないのです。

 

欧米ではこうした正解のない哲学的な問いに対する思考回路が幼いころから培われているということです。そして、幼いころからの学校教育の違いが、社会に出てからの思考回路の違いとなって如実に現れるのです。”

 

福原さんは、日本の教育は実際に使わない知識を、頭を使わない形で習得させており、その結果知識として何も残らない教育になってしまっているといい、教育現場では極めて同質性の高いクラスの中で、「答えが1つであること」を前提に授業がなされているように思えるといいます。

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”そんな教育を続けてきた結果、フレームワークや前提となる理論を理解しないで、与えられた前提のなかで、唯一の正解にこだわり、多様性を認めず、前提を共有しない他者との対話を持てない人材しか生み出せないでいる。”

 

2011年、当時デューク大学で教鞭を執っていたキャシー・デビッドソン氏(現ニューヨーク市立大学教授)の語った予測は世間に大きな衝撃を与えました。

 

「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」。そして私たちが生きているこの社会は、情報化や高度な技術の進展などによりどんどんその方向へ向っているように感じられます。

 

社会の大きな変化に適応していくためには、単なる知識のアウトプットではなく、自己の体験や知識を活かした自分なりの考えに基づいて、論理的に思考する力や判断力、創造性や表現の力を磨いていくことが大切。「サス学」ではこうした力を学べる場や機会をより拡げていきたいと考えています。

(執筆者: 岸 和幸)

 

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