【サス学の現場から】いのvation!~動物の進化・絶滅と生物多様性~

ネクスファでは、2学期に入り、新しいテーマがスタートしました!

今回のサス学のテーマは「いのvation!」です。

地球上の生物は46億年という長い年月をかけて進化や絶滅を繰り返し現在に至っています。そこには地球という「生きている惑星」の気候変動が大きく関わっています。

一方で現在の地球では、これまでよりもはるかに早いスピードで絶滅が進行しています。その原因は人間によるもの。動物や植物の、時には生息域を狭め、時には乱獲を、そして時には外来種を持ち込むことで非常に多くの種類の生物を絶滅させてきました。

生物多様性が失われた地球において、人間はどのような暮らしを強いられるのでしょうか。そもそも、人間も他の動物と同様、地球に生きる生物の一種にすぎません。その人間が、数多くの生物を絶滅に追いやってよいものでしょうか。とはいえ、我々人類が現在の便利な暮らしを捨てることは難しいといえます。では、人間は他の生物と、どのように共存していけばよいのでしょうか。

「イノベーション」という言葉は、日本では主に「技術革新」と訳されます。しかし、本来の意味は、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指します。

今回のサス学のテーマ「いのvation!」では、いのちについて、人間と生物の共存について考え、社会変革につながるアイデアを生み出すことを目的としています。

まず第1回では、地球上にどのくらいの種類の生命が存在しているかを知るところからスタートしました。生徒にできるだけたくさんの種類の動物の名前を挙げてもらい、それを分類してみました。

第2回では、進化と絶滅について考えます。進化カードを並べ替えるというワークで、動物の進化のプロセスを体感した後は、過去に地球で生じた大絶滅について学びます。恐竜が滅びたと言われる、隕石による絶滅が有名ですが、他にも全球凍結や火山の大噴火など、様々な原因でこれまで大きな絶滅が5回起きています。そして現在、第6回の絶滅が起きているのです。それも人間の手によって・・・

第3回は、人間による動物の絶滅について具体的に掘り下げていきます。森林伐採、水質汚染、乱獲、外来種の持ち込みといった人間の活動が、数多くの種類の生物の減少につながっている。しかもそれは、人ごとではなく生徒である小学生たちも関わっている。何気なく使っている紙や、食べているスナック菓子が、動物の絶滅と関わっているなんて・・・

現段階では、生徒の意識はまだまだ自分ごとになっているとは言えません。これからのインプットでさらに掘り下げ、生命(いのち)と人間の関わりについて考えていきたいと思います。

 

 

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