【コラム】「超一流が持つ力」

『結果とプロセスは優劣つけられるものではない。

結果が大事というのはこの世界でこれなくしてはいけない、

野球を続けるのに必要だから。

プロセスが必要なのは野球選手としてではなく、

人間を作る上で必要と思う。』

 

こんにちは、森のクマさんです。

先月21日、とても偉大なスポーツ選手が現役の引退を表明しました。

そう、日本と米国の両方の野球界で大活躍したイチローさんですね。

上記の言葉は、彼が現役時代日々大切にしていることとして

語っていたものです。

 

 

 

 

ところで超一流アスリートは、自分自身の状態を極めて客観的に

把握しており、「非認知能力」が高いそうです。とりわけイチローさんは

相当高いレベルを有していることで知られています。

 

「非認知能力」とは、物事をやり抜く力、リーダーシップ、社会性、意欲、

忍耐力、自制心、メタ認知力、回復力、対応力、創造力、好奇心など

をいい、近年とても注目されています。

 

シカゴ大学のジェームズ・J・ヘックマン教授らは研究で、意欲や社会的

適応力といった「非認知能力」を考慮しないで、試験成績やIQで

計測される「認知能力」だけを人間が持つ能力して評価してしまうのは、

評価として十分ではないと指摘しています。

 

『IQが示すようなテストを解く能力は、人生の諸問題を解決する能力と

同じではありません。現実に直面する試練は、多くの異なる特徴を

合わせ持っているからです。

 

だからこそそこで、IQでは測れない忍耐強さや自己抑制力、良心が

重要な役割を果たすのです。高いIQが必ずしも高次元の人生を

もたらすわけではなく、一番重要なのは「良心」だと私は思います。』

 

人生の目的は人それぞれにあるものですが、学校で良い成績を取る

ことや有名校に進学することはあくまでも途中経過でしかなく、

その後の自分の人生をどれだけより良きものにできるかが大事だと

ヘックマン教授は言います。

 

 

 

AIがどんどん進歩していく中、異なるバックグラウンドを持つ人たちが

連携して、新たなものを生み出す必要があります。

「非認知能力」が高い人はその力をどんどん奮える機会が増えること

でしょう。

 

そして、この「非認知能力」はイチローさんが行っているように日々の

繰り返しの中で鍛えられていけるものであり、心の持ちようひとつで

やり抜く力を発揮できるもの。

 

 

”日本人がアメリカで野球をやろうと思ったら、何よりも大切なことは、

自分で自分を教育できることだと思います。

 

自分で自分をコーチできる能力。

これは絶対に必要でしょうね。

これを身につけられるかどうかというのは、その人の意識、考え方、

生き方に関わってきます。

 

人のやることも自分のことのように捉えて、自分だったらどうするか

ということを常に考えていられるかどうか。

ぼくは、1試合、1試合、振り返っています。

まとめて振り返ることはしません。

 

一日の反省はグラブを磨きながら、昨日試合後に何を食べたか、

よく眠れたか、というところから、実際にゲームが終わるまでに起こった

すべてのことをよく振り返って考えてみる。

考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります。”

 

「非認知能力」と「認知能力」の両方をバランスよく向上させることで、

自分の人間としての総合力が高まっていくのですね。

ぜひ皆さんもイチローさんのように、将来自分の夢や目標を実現できる

ことを目指して、毎日の振り返りを大切にしてみませんか。

(執筆者: 岸 和幸) 

 

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