この夏、ネクスファでの中学生「サス学」特別版は全4時間、新型コロナウイルスとサステナビリティの関わりについて学びました。
新型コロナウイルスの影響でグローバル化の後退、格差の拡大、貧困者の増加、東京オリンピックの延期、何より命の危険など、世界中で様々な課題が起きています。また働き方改革、オンラインでの医療・娯楽などが進み、社会全体が、そして教育や受験も大きく変わろうとしています。地球が、社会が今後どうなっていくのか。それを今、正しく知り、ジブンゴトとして考えることは、これからの未来を生きるためにとても大切なことです。
また今回は、サス学という切り口だけでなく、国語・数学・英語・理科・社会といった、学校で学ぶ各科目との「つながり」を意識したカリキュラムで取り組みました。ウイルスや感染のメカニズムを学ぶ(理科)、感染者数のデータを読み込む(数学)、各国のリーダーの発言を和訳する(英語)、感染症の歴史を学ぶ(社会)、新型コロナが克服できるのか討論する(国語)といった形です。
写真の通り、学ぶといっても常に議論&ワークショップ!頭を回転させながら、またお互いの意見を活発に交換しながら、集中して取り組んでいる生徒たちの姿が印象的でした。
これから、どんな世の中になるのか。様々な地球上・社会の課題はどうなっていくのか。それは大人も含め、誰にも分かりません。不確実な未来を切り拓くのは、有能なリーダーや政治家ではなく、自分たち1人ひとりにかかっています。
また時期をみて、再びこのテーマで取り組めたらと思います。