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【サス学の現場から】2学期のテーマは「ダイバーシティー!」

2021.09.16

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千葉県柏市の学童保育・学習塾「ネクスファ」での「サス学」。2学期のテーマは「ダイバーシティー」。
ジェンダーや人種、障がいなど様々な「おなじ」と「ちがい」について学びを深めます。

導入は「ジブンゴト」の話題から。自分と他人の共通点、相違点ってなんだろう?ペアワークで見つけていきます。また、男と女ってなぜあるんだろう?「男らしい」「女らしい」ってなんだろう?自分自身が持っているイメージをどんどんアウトプットしていきます。「元気で半ズボンをはいているのが男の子だよね」「女の子は髪が長くてやさしくておしゃれで・・・」小学生の時点で既にジェンダーバイアスを持っていることが浮き彫りになっていきます。

その上でジェンダーの課題について学びます。日本は2021年時点で、ジェンダーギャップ指数が先進国の中で最下位で、世界的に見ても120位(156か国中)と下位にあります。SDGs(Sustainable Development Goals)の17のテーマの中でも対策が遅れていると言われています。なぜそうなっているんだろう?データやニュースなどの事実をもとに議論します。

このあとの授業では、LGBTQや宗教、人種、障がいなど様々な「おなじ」「ちがい」に触れながら、ダイバーシティー(多様性)を実現できる社会について、自分ができるアクションについて考えていきます。15回の授業を終えたとき、こどもたちの価値観はどう変化するのか?またレポートできたらと思います。お楽しみに!

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