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  • サス学の現場より

【サス学の現場から】1学期のテーマは「食るを知る(たるをしる)」

2022.05.10

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ネクスファ、2022年度最初のテーマは「食」!

だれにとっても「ジブンゴト」である「食べる」。みんながふだん食べているものはどこから来ているのだろう?食料自給率、地球温暖化、生物資源の枯渇、フードロス・・何気なく食べているものや私たちの食生活が、実は地球規模の問題とつながっている!?ローカル・グローバルな視点で食にまつわる課題を学びます。

「食べる」を「知る」ことを通じて、こどもたちは何を考え、またどんなアクションをしていくのでしょうか?

初回はどのテーマでも行っているマインドマップづくり。「食」と聞いて思い浮かべることを自由に書いていきます。おいしい、まずい、米、アレルギー、飢餓、フードロス、文化、賞味期限・・・実に様々な言葉があふれ出てきます。

※こどもたちから出てきた「食」に関する言葉たち

さらに、食材を選んでお弁当をつくりそれぞれの食料自給率を知るワークや、食品がどこの国から輸入されているのかの調査をしたりしながら進めていきます。

食がテーマということで、授業中のこどもたちの合言葉は「おなかすいたー!」ということで、いま話題になっている「完全栄養食」や「代替食品」などを試食。頭だけでなく、五感をフルに駆使しながら食について深めていきます。

実際に食べものがなくなったとき、海外からの輸入がストップしてしまったときに、私たち日本人は何を食べるのでしょうか?いま、どんなことを考え、行動する必要があるのでしょうか?

食料自給率をアップさせるための方法を考えるミッションでは、「自分たちで野菜を育てる」「和食中心の生活をする」といったアイデアのほかに「野菜を工場でつくる」「自給率はアップせず、外国と仲良くし続ける」といったユニークで、かつ大人もハッとさせられるものも。

ネクスファでは有機農業で野菜を育てている「ネクスファーム」という活動があります。今後、フィールドワークでこどもたちと畑に行き、自分たちで食べものをつくることを体感したり、道の駅を探検したりして「地産地消」について学ぶ予定です!

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